『ガールズ&パンツァー』感想

見返したので感想。

 

・1話

戦車道とは何なのかの説明とクラスメイトと生徒会のキャラの描写もあるけど、それ以上に西住みほというキャラの魅力をこれでもかと描いていた印象。奇抜な描き方が強烈で印象に残る。2話以降はチームの司令塔という役割を任され、真剣な顔持ちをしている場面が多くなるので、冒頭でコミカルな部分を集中的に描いているのだろうか。それと、ラストに実は今まで写っていたのは戦艦の上だったという(謎の)叙述トリック的な見せ方にはびっくりさせられる。

・4話

BGMが変わって、一人称視点のカットになるシーンが熱い。昔見た時もこのシーンで一気に引き込まれた気がする。

・11話&12話

勝戦だけあって、戦闘の見どころが多い。仲間を助けるところ王道の「燃え」の展開も熱くて泣ける。

・キャラ萌え

キャラデザの問題もあると思うが、それ以上に、(水島努っぽい)コミカルなキャラの描写の仕方やセリフの詰め込み方のインパクトが強くて、例えば「ストライクウィッチーズ」や「咲」と比べると、各キャラに対しての萌え度は小さかった。メインで描かれる5人を見てみると、主人公と、引っ込み思案な主人公を助けるコミュ力の高い優しい子、同じく家元の娘という立場の子、戦車に詳しく(メタ的にも)情報を説明してくれる子、初心者の中で頼りになる天才の子、という構図になっており、主人公があって、その上で他のキャラクターが配置されていったのが伺える。とはいえ、みぽりんの引っ込み思案でそれでいてどこかおかしい感じや、国のイメージをデフォルメし美少女化された他校のキャラには萌えた。