2021-03-03

1日に読書会、2日に輪講に参加し、それからずっと放心状態になっていた。それら二つのイベントの準備なども含めて心身の疲れがピークに達していたこともあり、もう何も考えたくないし感じたくないという状態で、飯を食う以外はほとんどベッドの上で横になって、寝るかぼーっとするかシュタゲを見るかで丸二日間を過ごして、ちょっとはやる気が戻ってきているのが今の状態。

輪講は学内の学生が対象のもので、名前の割に論文を読むことなどはせず、約一ヶ月をかけて金沢の某美術館の模型を作ることになっている。自分なりの目的意識とモチベーションはあるのだが、初回から盛大に寝坊をやらかしてしまい、90分あるうちの最後の10分間しか出席できなかった。が、正直参加を申し込んだ時点でこのような事態はある程度自分で想定していた。多少グダグダでも、自分の生活リズムを正しながらちょっと何か勉強できればいいかなという姿勢であるので、そんなにショックでもない。ただ、すみません寝坊してしまいました、と教員に告げるときにはやはり何ともいえない気まずさを覚えた。また、その教員の呆れるような顔を見ていると、多少は惨めにもなってくる。それと、想定していなかったのが作業がグループワークだったことだ。俺一人が何も出来なくて自滅するのは別に構わないが、他の班員に迷惑をかけるのは流石に申し訳なさを覚える。班分けついては、留年したやつが進級するやつと同じ班では気まずいだろうという配慮なのか、三年生が多くを占めている中、俺の班の他のメンバーは二年生と修士一年の方になっていた。二年生の人はともかく、修士の方は俺がガバガバでもちょっとはカバーをしてくれるだろう。無責任だけど、春休みの自主課題ごときで過剰に苦しんで自滅するのが一番アホらしいから、図々しさとふてぶてしさを大事にしながらやっていこうという感じ。

 

先日縁あって(そのような機会を提供してくださりありがとうございます)お会いした方の言葉が胸に残っている。正確に何と言っていたかは覚えていないが、世間知らずは田舎者の特権だ、美徳だ、というような意味のことを口にしていた。本当にそうだなあ、そうであってほしいなあ、と強く同意する。