2021-05-05 手前脳味噌

他人に何かを求めるならば、それに見合った責任を背負わなければならない。できないなら、その態度は醜い甘えで軽蔑されるべきもの。

 

甘えている。変わろう、前に進もうと言っているのは口先だけなのか。自分を信用する自分と、信用しない自分がいて、混乱する。他人に対して「誠実さ」を求めるならば、自分は少なくともその倍は「誠実」であらなければいけない。またそのように他人に応えないといけない。そう分かっているのに、ああダメだ。結局自己中心的なだけの己の醜悪さにぶち当たって、ひどく憂鬱になる。

「抗う」だの、「受け入れる」だの、全ては自己弁護のための言葉遊びであって、本当はただ何もしたくないだけのような。いや違う、ほんのわずかに努力しているような。

考え出すと余計に分からなくなるから、一旦考えるのを保留した。無感情に教科書を読み漁って高速で情報を頭に叩き込むことで、思考を反らす。あるいは音楽の律動に身を任せることで、脳を思考停止させる。そんな風にして、乱雑に一日をやり過ごす。

 

 

正確な話数までは記憶していないけど、『ゆるゆり』という漫画で船見結衣ちゃんが歳納京子ちゃんに対して「確かにお前は自己中だけど、それでいいよ」というようなことを話したエピソードがあった。印象的であったので折に触れては思い返す。「自己中」という言葉を直球にぶつける結衣ちゃんと、その言葉を当たり前のように受け止める京子ちゃんの関係性は良いなあと思った。「百合」という言葉やジャンルに拘泥するつもりはないけど、『ゆるゆり』のことを思い返したりしながら、同性のキャラ同士だから成り立つ関係は良いのかもなあと改めて思った。そんな気持ちで、都市系の本と一緒に『安達としまむら』1巻をぽちった。『ゆるゆり』の追いつけてないところもそのうち読まなくちゃ。

 

 

今日の日記はいつにも増して雑然としている。これはひどい。ひどいけど、何となく最近は記事を書きたい気分だから、明日も何かについて書こうかなと思うよ。