2022-09-25 創作物と希望

アニメ『Engage Kiss』を最終話まで見た。が、このモヤモヤは何なのだろう。ヒロインは魅力的だし、ストーリーもまずまず悪くはないと思うが、何とも微妙な作品という印象なのだ。

実は、サークルの方でこの作品について語る会を、大体3話おきくらいで定期的に開催していた。そこで出ていたこの作品に対する否定的なコメントとして主にあったのは、「設定やストーリーに既視感がある」「主人公が(軽薄で)感情移入できない」だった。その通りだし、事実自分も同じことを感じているとは思う。

 

いや、もっと本質的には。この作品には、「希望」のようなものが全くない。そういった問題意識を、自分は覚えているのではないかと思う。これはWA2をプレイした時も、冴えカノを一通り見た時も感じたことなのだが。

その「希望」って何なんですか? さあ、それが自分でもはっきりと分からなくて困っているのです…