タイトルにある通り、シロップのライブを見てきた。
超簡単にレポートを書いておく。
到着するまで
今回の会場は横浜のZepp。東京駅で上野東京ラインに乗って横浜駅まで行き、そこから会場まで歩いた。
横浜にライブを見に行くのが初体験だったので、中々新鮮な体験になった。
(なお、最近本当に生活が終わっていて、起きてから何も食べずに会場に行く羽目になった。しかも、洗濯が回っていなくて、履いていく靴下がないから、裸足でスニーカーを履いて、途中のコンビニで適当なものを買う始末。まあでも、何とか元気に会場までたどり着けて良かった……)
開演前のSEは、Sunforestというサイケフォーク系の音楽だった。
セトリ
流れとしては、新譜の『Les Misé blue』収録曲の疲労→既存曲→タイトルトラック「Les Misé blue」という感じ。
公式がリストを公開しているので、詳しくはそちらを参照。
印象に残っているところ
まず、はじめの新譜曲パートでは「うつして」と「Maybe Understood」がよかった!
「うつして」はスタジオ版の時点で、ギターソロが良かったんだけど、ライブだとそれ以上の迫力があった。歌のサビが終わった後にギターソロが来るのがニクい。それと、フレーズ自体まあまあ難しめなものだと思うのだけど、弾いている本人は割と余裕ある感じで、やっぱりギターうまくなってるのかなあって思った。
「Maybe Understood」は、歌詞が頭にスッと入って来た。喜びも苦しみつくしたその先にあるって、確かに~。メロディーがダサいのもいいね。
既存曲パートは、いきなりの「Stop brain」でテンションが上がった。『Hurt』でベタに一番好きな曲の一つなので。
その後は「落堕」や「真空」や「明日を落としても」など、いつもの定番曲だった。ライブで新譜の曲と聞き比べてみて、やっぱり解散前と後ではだいぶ曲作りが違うのを感じたな。今更の再発見だけど、解散前の曲は負のパワーがもすごい。こんなヤバい歌詞をロキノン的なサウンドで歌って、それでみんなが盛り上がってるって、結構変な状況だなとちょっと思いながら、自分も身体を揺らしていた。
そして最後の「Les Misé blue」も良かった! アンコールから中畑さんが一人で戻ってきてエイトビートを叩いて、途中から他のメンバーも戻ってきて演奏に加わっていくという変則的な形式で、曲が始まった。
変なリズムやちょっと凝ったフレーズを使った曲も入っている新譜の中で、最後の曲がベッタベッタな曲なのがいい。今までのシロップの曲の中で一番ベタなんじゃないか?ってくらいベタ。というか、飾らないシンプルな感じ。でも、すごく好き。聞けて良かった。
その後
人の波に混じりながら駅の方まで揺られた。その後で(あんまりお腹すいてる感覚なかったけど)ご飯を食べようと思って、安直に「横浜駅 家系」とググってラーメン屋を探した。横浜駅直結のスカイビルに入っている壱八屋という店に入った。
家系ラーメンというものを食べたのが久しぶりだったけど、なかなかおいしかったねえ。
さらにその後
ごちそうさましてから、横浜駅を出て帰宅。シャワーを浴びたり、洗濯機を回したり、ワールドカップのクロアチア×ブラジルを見たりして、今ブログをつけているところ。これから眠ります。
いや、行けてよかった。すごくパワーをもらえた。
明日は人と中華を食べに行く予定があるので、「Les Misé blue」を聞きながら街を歩く想像をしている。楽しい。こういう気分になれているのはちょっと久しぶりだ。
やっぱり音楽の力ってすごいっていうベタなことを思ってしまいます。