今日は朝からインタビューを行った。結果から言って、問題なくきちんとやり遂げられたので、かなり安堵している。
やらなければいけなかったこととしては、①アポ取り、②質問内容の日本語化、③実際にそれをインタビュイーに聞くの三点だ。いずれも、留学生の要求と指示を見ながらうまく進める必要がある。
正直いきなりそれをやれと言われたら絶対に無理だったが、先月に行った調査が経験として役立った。先月の調査では自分はついていくだけでほとんど役には立てなかったが、ずっとインタビューやアポイントメントの様子を見ていたので、どうすればうまい感じになるのか、何となく理解できた部分があった。しかも、インタビューの文字起こしをやっていたおかげで、実際のインタビューにおける問答については何度も聞き返して復讐できていたので、それを模倣するのは苦ではなかった。
たぶんこうやって技術というのは備わっていくのだろう。結局、理論を説明したテキストを読んで学べるのはごく限られたことだけで、実践の現場を経験しなければ分からないことがほとんどだ。
……ただ、肝心のインタビューをどうやって分析していくのかという部分については、まだ全然理解できていない。その点については、今後二人の留学生が、インタビューのスクリプトを分析していくのか、その過程をよく見ていようと思う。あるいは、適宜コミュニケーションを取って話を聞いておくようにしたい。
さて、その一方で、午後は一個発狂案件があった。
某駅の前の広場でアンケートを配った(もちろん許可は取っている)のだが、それがかなりしんどかった。頑張って配るのだが、ほとんどの人が受け取ってくれない。ティッシュ配りのバイトの経験が一度でもあればストレスフリーでこなせる仕事なのだろうが、初めての経験で参ってしまった。
誰も受け取ってくれないのが続くと、悲しみとも怒りとも異なる、混乱と絶望の感情が去来する。”What the hell am I doing here”案件だ。だんだん嫌になっていった。
どうしようかと思っていたら、少し離れたところで配布を行っていた留学生が〝調子はどう?〟と明るく話しかけてくれた。安堵。
その後は、あらゆる方策を試すだけ試して、駅前の広場で配るのはどうやっても効率が悪いという結論になって、近くの住宅街の方へ移動した。めでたしめでたし。
この体験から得られたのは、一人だと発狂しかねない案件でも、二人いれば何とかなる、という平凡な教訓だ。
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最近は、虹ヶ咲関連で聴き込めていなかった曲をちょこちょこ聴き込んでいる。今日は、ミア・テイラーのソロ曲を何週かリピートしていた。
正直、彼女の曲にはちょっと苦手意識があったのだが、それが少し緩和された。
その中でも、『I'm Still…』はいいなあという印象。
日本語詞の部分がかっこよくて、ベタに熱くなっている。