2023-06-02 Hero Girls

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実は最近、こっそりプリキュアを視聴している。自分にとってはプリキュア初体験だ。
見ているのは過去作ではなく、現在放送中の『ひろがるスカイ!プリキュア』である。

見始めたきっかけは、主人公のソラ・ハレワタールのキャラ造形がニジガクの優木せつ菜に似ている、というツイートを見かけたからだったのだが、実際に視聴してみると確かにそうだなと思えるような類似性があった。どっちも熱いキャラなんだよねえ。

そんな感じで、だんだんとこのアニメにのめり込んでいって、今では大事な一週間の楽しみになってしまっている。

それで先週、ついにリアルタイム視聴をしてみようと決意した。TVの番組表で連ドラ予約をオンにし、日曜日の朝に起きることを誓う。

しかし残念、勝手な思い込みで放送開始が9時なのだと勘違いしていて、自分が起きてTVをつけた頃には、ちょうど必殺技であるアップドラフト・シャイニングが披露されていた。そっ閉じのごとく、ヌルっとTVの電源を切った(その後二度寝)。

さて、その録画分を今日見てみたのだが、予想していなかったところで、かなりの衝撃を味わってしまった。
というのも、CMがどれも子供(というか主に女の子)向けの商品の販促ばかりなのだ。それを目にして、「あ、プリキュアって女児向けのコンテンツなんだな」と冷静に認識しなおす。そして、それを一週間の楽しみにしている俺は何なのか、と自問する。

とはいえ、本編が良すぎて、そんな自問がどうでも良くなってしまう。今回もガチ神回だった。

サブカル野郎としての自分の信条として、できる限り作品に対して自分自身の感性を大事にして向き合うようにしている。

分かりやすい例だと、カネコアヤノについて、ツイッターのオタクが「サブカル野郎がファッション的に聴く音楽」として、ある種の冷笑的な眼差しを向けられているのをたまに目にする。そこでは、音楽それ自体の良し悪しは全く語られない。
そういうのはけっこう苦手だ。自分自身で作品に触れて、そこで起こる情動を大切にするように心がけたい。個人的には、それは作品に対する、文化に対するリスペクトだ。

なので、プリキュアカルチャーにちゃんと触れられる機会が得られたのは結構嬉しく思っている。 

 

自分の心を大事にせいー