SOUL SCREAM - The positive gravity ~案とヒント~ (1999)

※2020年7月14日 投稿
※2021年1月16日 体裁の調整

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1999年発表のソウルスクリームの2ndアルバム。

最近spotifyでも聞けるようになった。

 

日本語ラップを聞き出したのは最近でまだまだ知識は浅いが、今のところこの作品が一番好きだ。

DJ CELORYによるトラックであるが、生っぽさを感じさせる質感がすごく耳馴染みが良く、聞き疲れせずアルバム一枚通して聴ける。1stアルバムのThe Deepのアンダーグラウンドな感じも良いが、今作ではそこから更に洗練されているように感じる。

トラックだけでなく、MCのHAB I SCREAMとE.G.G.MANのフロウ・リリックもすごく好きだ。誰かを攻撃するような楽曲やセルフボースト的な楽曲もそれはそれで聞きごたえがあるが、彼ら2MCにはそういうものとは一線を画した心地よさを感じる。

曲単位では、「魂の叫び」「蜂と蝶」「コンパス」「続・自由街道」あたりがお気に入り。

 

日本のヒップホップについては、今は90年代から順番に名作と言われているものを聞いて行ってるような感じで、最近のトレンド(?)のトラップは苦手意識があるのだが、いつかそれも楽しんで聞けるようになれるんじゃないかと楽しみにしてる。