2022-05-10 夕焼けマーチ

特にロック音楽などについて、経験する物事のほとんどすべてを、いつも自分の主体的な生き方の問題に絡めてしまう。その多くは他人にも納得してもらえるような論理性を備えておらず、むしろ自分の感情が納得できるか、自分なりの意味付けを与えられるかということに力点が置かれている。
そんなことばかりやっていると、どんどん考えが自閉的になっていって、行き詰まるのかもしれない。というか、自分は行き詰った。

少しずつ、物事を論理的に考えられるようになっていきたい。それは訓練すればできるはずだし、実際自分にもそれができるだけの能力は備わっていると思う。
自分は、これを学部4年から修士2年までの3年間における目標の一つに位置付けている。そのことについては、また今度改めて書こうと思っている。

 

そんなことを以前よりぼんやりと考えていたからなのか、ここのところずっとロック音楽をあまり楽しめなくなっていた。ロックを聞く時間も大幅に減っていたし、また知らない音楽を知る意欲を失っていたのだが、数日前から、突然新たにバックホーンにドはまりした。何だか音楽を好きになるという体験が久しぶりで、心が嬉しくなって、今日わざわざ渋谷のTSUTAYAまで行って、彼らの作品を17枚も借りてきてしまった。

www.youtube.com

『人間プログラム』の最後の曲。このアルバムは、高一か高二の頃に一度TSUTAYAで借りたのだけど、何度聞いても当時の感性には良さが全く分からず、むしろむさ苦しさが気持ち悪く思えた。そして、腹立たしさから、作品も自分のコレクションから削除してしまったのだけど、紆余曲折があって、またTSUTAYAで借りてきたわけです。こういうことってあるよね。