※2020年11月21日 投稿
※2021年1月16日 体裁の調整、加筆修正
アメリカのポストハードコアバンド、トゥーシェ・アモーレの2020年作。
このバンドは「激情」*1のバンドなのだろうか。バンドの最新作である本作のサウンドは、ポスト・ハードコアの流れを汲みつつも、その枠組みを飛び越えている。異様に明るく、瑞々しいのである。これをどのように受けとめるかは人次第だろう。モダンだとして受け付けない人もいそうだが、個人的には好意的に受け止めている。印象的な楽曲は、タイトルトラックのM-2「Lament」、M-4「Reminders」、M-5「Limelight」あたり。
*1:このバンドは、激ロック(https://gekirock.com/interview/2020/10/touche_amore.php )やロキノン(https://rockinon.com/blog/rockinon/120394)など、大手メディアからは「激情」として扱われているようだ。私自身「激情」というジャンルに対してまだまだ手探りの状態で、このジャンルがメジャーシーンがどのように捉えられているのか今一掴めていない。