『建築スケッチ・パース基本の「き」』/山田雅夫

f:id:na2winter:20210412003505j:plain

スケッチやパースをちょっとでも上手にこなせるようになったらいいな、と思って取り組んでいる。正直上達の実感はあまりないけど、絵が下手な自分が恥ずかしいと思う意識は少し薄れたような気もする(それについてはこの本とは関係ないところでの精神の鍛練のおかげである部分が大きいが)。

 

本書についての話から脱線する。
絵にしろ音楽にしろスポーツにしろ、「恥ずかしさ」みたいなものがなぜ生まれちゃうのか、ということをずっと考えている。人間の中にそういう意識が生まれてしまうのは、いつ頃なんだろう。私の場合は、保育園から小学校低学年くらいの頃にかけて、音楽、絵(図画工作)、スポーツなどの分野において「できない」自分がどんどん気になるようになってしまい、引っ込み思案のコンプレックスの塊になってしまった。教育や環境のおかげで今の自分の人格があるわけだが、しかしそれらに対して色々と思うところもある。教育のあり方について、もっともっと我流の思考を重ねようと思う。