ここのところ、自分の研究の進捗が壊滅的だった。そもそも体調がダメになっている様子だったので、まずは元気にならないとと思い、自分の問題から目を背けつつ過ごした。
自分の状態に対して、目をそらさずちゃんと向き合っていくのは難しい。どうしても、そのままでは直視するのがつらくて、何かにすがったりして逃げてしまう。心のどこかでは、最終的には戻ってくればそれでいいじゃないか、って思うときもあるけど、やっぱりそれじゃいけないんじゃないかとも思う。もっと、俺は本当の意味できちんと自分の問題に向き合わなければいけないんじゃないかと。
今の自分の状況における具体的な行動のレベルで言い換えると、ちゃんと毎日研究をコツコツやって……ということになるのだけれど、それができていない。
それだけでなく、今日の会議では、ひどい醜態を晒してしまった。進捗報告をする場面で、「ここのところ、ずっと体調が悪くて休んでいました……タハハ」と開き直りの態度を取ってしまった。これには、毎回深刻な態度になってしまうのもどうかと思ったからという理由がある。また、会議からすら逃げてしまわないための生存政略として、自分に振る舞いのやり方を先に与えようとしたという思いもあった。いずれにせよ、今回は意図的にそういう態度を取るよう自分をコントロールしたのだけど、しかしそんな自分をまた嫌になる。ヘラヘラしてんじゃねえと。
教員は優しいから、そういう自分に対しても、具体的な研究のアドバイスをくれる。だけど、自分がイヤになった。
もっとまじめにやらないとやっぱり駄目なんだ。まじめとは何か。ここでは、自分で自分をまじめだと思える状態だと言っておく。重要なのは、自分が自分に定めた目標やルールを実践できているのかどうかってことだと思う。別のやり方であるところの目標やルールの方を壊す方は今日はダメだった。
