2022-11-24 Everything with you

シロップの新譜が5年ぶり(!)に出たのだけど、今それに真っ向から向き合えるような心の余裕がなくて、まだ聞けてない。心がすさんでいるときこそシロップの音楽を聞きたいような気もするけど、変な話だね。

その割に気になってネットの評判をチラチラと伺う。総じて好評である。自分がファンになったのは2016年頃だったので、『darc』と『delaidback』への反応は見てきたが、それらの二回の時と比べると、明らかにポジティブな反応が多い(今回のアルバムに入っている曲の大半は、去年のガーデンシアターのライブで披露されている。僕はそのライブを見て、曲がかなり良いことを知っていたので、ふふんそれ見たことか、と得意げになってしまう。……自慢です)。

ネットの反応を見た僕は、嬉しくなり、早くアルバムが聞きたいと思う。それで、「Everything with you」だけつまみ食いをしてしまっている。

youtu.be

以下推敲する気のない感想の垂れ流し。

ブリッジミュートを使った無機質で単純なコード進行から、一気にサビに入って明るくなるのが気持ち良すぎる。
ちょっとだけ不協和音を使ってくるのもずるい。
ラストだけサビを二回やるの本当にベタなんだけど、気持ちいいし聞いていてワクワクする。
何も良いことがないダメな日々を、ちょっとだけ肯定してくれる。音楽の真髄。ずっと生活の隅っこで鳴っていてほしい。どうでもいいけど、去年ライブでこの曲を聞いたときに、『安達としまむら』のしまむらが笑っている絵が思い浮かんだ(ちなみにそんな事実は当然忘れていた)のだけど、改めてスタジオ版として聞いてみて、一年前と全く同じ絵が頭に浮かんできた。何なんだろうこれ。絵っていうのは、OPのラストでしまむらが笑っているやつね。