迷走日記7 やらない
足踏みしながらも、とりあえず学部は卒業できた。
達成感や嬉しさはありつつも、多くの悔いが残っている。特に、人間関係に関する部分では色々課題がある。
でも、その課題意識や、あるいは足踏みの経験や、もっと言えばあらゆる失敗の経験が、自分の核心にあると認識している。だから、それで良い。
「それで良かった」という言葉は好きだ。「で」という言葉には、ある種の諦めが込められている。そうする他なかった。でもその中で何とか良い結果にありつけた、ということ。それは喜ばしいことなんだろうと思う。
幸い、まだまだ人生は長くて、ありがたいことに色々と再チャレンジするチャンスを周囲の人に与えてもらっている。マイペースで行きたい。
西村幸夫さんが学部で二留した話が好きだ。挫折の経験にとてもポジティブな意味を与えているのが好き。おっさん、おじいさんになったときに、今の経験に意味が付与されて、輝かしくはないけど輝いていた過去になって、若い人たちを勇気づけられたらいいと思う(尊敬できる先生方にはそういう人が多い)。
いずれにせよ、まだまだここからやることがたくさんある。楽しみ。とにかく忘れてやらないぜって言っとく。