2023-07-14 反響

自分で自分のことを「本音を開示している人間」だと思っていたが、改めて考えてみると別にそうでもなかった。特にtwitterには、自分の内実はほとんど書かれていない。では、ブログで書いているかと言うと、それも怪しい。
というか、そもそも、自分でも自分のことをよく把握できていない。

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今日は久しぶりに気分が最悪の一日だった。

元より調子が最悪だったから何でもないことが最悪に感じられるのか、最悪の出来事が起こったから気分が最悪になったのか、よく分からない。自分でも自分のことは分からないのでね。いずれにせよ、起こった出来事とそこで感じたことを「ありのままに」書き出してみるのは、状況への理解の第一歩だと思うので、とりあえずそれをやってみる。

輪講
朝は輪講があったので、ふつうに起きて大学の部屋に向かい、参加した。ここでのストレスポイントとしては、自分の発言がほとんど受け止められず、変にイライラしたということがあった。

別に自分がそのトークにおける支配的な役割を果たしたいとか、重要なことを発言したいとか、そういうわけではないのだけれど、自分の発言がことごとく滑っていくと、それに心がざわざわしてしましまう(これはみんなもそうでしょう?)。
具体的には、振られたから発言したのに、自分の発言が議事録に記載されないと、「あれ本筋に関係ない変なこと言っちゃったけ」って不安になる。
ヤダヤダ

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②重なる音声
輪講が終わって、研究室で作業タイムが始まったときに、PCからzoom授業の音声が垂れ流されるのに加えて、それと無関係のリアルでの会話がいくつか展開されて、気が狂いそうになった。

会話が混線しているような状況にぶち込まれたときのストレスがグッと身体に降りかかって、息が詰まるような思いをする。すぐにイヤホンで蓋をして自分のペースを維持したのだが、自分が会話するためにイヤホンを外したときに、うげげーっとなった。

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③研究の手伝い
留学生の研究を手伝うために、某地方都市の町内会長に電話を掛けた。実は同様の電話を2件、昨日も別の方にかけていたのだが、今日電話を掛けた方が、一番手ごわく、それがしんどかった。

一言で言えば、あまりこちらに対して協力的ではない様子だった。話し方が、市役所に頼まれたから協力しているというオーラがバリバリで、かなり委縮してしまった。加えて、協力してくれる内容もすごく限定的なので、かなり困ってしまった。
自分は研究の責任者ではないので、先方が提示してくれている内容と留学生が抱えている研究の条件を見比べながら、妥協案を構築し、それを先方に伝えた。電話中なので、”ちょっと待って”と言って留学生と作戦会議するようなことはできなかった(昨日のお二人との電話は何とか雰囲気がよく進んだので、それを出来る余裕があった)。
電話が終わった。結局、こちらからのリクエストは半分しか叶いそうにない。そのことを留学生に伝えて、対策を一緒に練る。そうして作った対策案を基に、先方にショートメッセージを送る。
ここまで45分。息が詰まる。

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④元同期

⑤演習

これら二つの出来事についても、しんどかった部分があったので文章を書いていたのだけど、書いていて苦しくなったので書くのをやめた。

自分に対して思うことだけ。なんでそんなビクビクして黙り込んでんの? 惨めすぎる

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しんどい。苦しい。逃げたい。

汗が流れて、それと一緒に、自分が自分として存在していることの意義みたいなものも、自分の内側から外へ流れて漏れ出していく。それが全部空っぽになるのを食い止めようと、何とか抗おうとする。マイウェイマイウェイマイウェイ、と頭の中で繰り返す。言葉は心の空洞の中で何度となく反響し、反響する度にどんどん泥のように濁っていく。

「なんでそんなに独り善がりなんですか?」

人から言われたその言葉も、自分の中で反響し続けている。思考が瓦解していく。

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考えることをいったん放棄する。