2023-08-05

8/4

昨日は体調がかなり悪めの一日だった。
何が問題か、ということをはっきり述べてしまうと、ストレスと体調不良で膀胱がやられていた。

このブログでは書いたことがなかったかもしれないが、僕の膀胱は半分ダメになっている。膀胱がダメになっていると書くと喜劇的でふざけているに見えるのだが、これは本当にシリアスな問題だ。

どういうことなのかを詳細を省いて書くと、自分は小学4年生のときにクラブ活動のストレスで、突然おもらしをするようになってしまっている。その後しばらくして何とかおもらし自体はしなくなったが、中学2年の頃まで、授業や散髪など自分のタイミングでトイレに行けない状況になると、実際の尿の溜まり具合に関わらずトイレに行きたいと感じてしまって身体がバタバタしてしまって何も集中できない、という状態がずっと続いていた。
(これは自分の人格形成にとって本当に重要な体験であり、またこの体験を通じて社会に問題提起をしなければならないとも思っている。またいつか機会を改めて筆を取りたい。)

で、これは現在は概ね収まっている。大学の授業や試験前のときに、トイレに行きたいと強迫的に感じてしまうことはよくあるが、日常生活には不便がない程度にまで、症状は軽減している。

しかし、どういうわけか、昨日はダメだった。朝から晩まで、特に水をたくさん飲んでいるわけでもないのに、異常にトイレに行きたくなる。しょうがないからトイレに行って、戻ってきて着席した途端にまたトイレに行きたくなる。身体がプルプルするのを抑えられながら15分くらい耐えたら、今度はもっとトイレに行きたくなり、脳はまともな思考ができず、身体はガタガタと震える始末。

だが、昨日の僕は強かった。その状況を気合いと技術で乗り越えることに成功した。

まず、そういう状況にあって作業を投げ出さずに粘ることを決意しなければならなかった。これは自分の最悪な体調に真っ向から勝負を挑むことで、言葉で言う以上に難しいことなのだ。
そんな決意を固めたところで、身体の異常は収まらない。だから、ちょっとだけ頑張ってから、すぐに休むようにした。具体的には30分何とか作業したら、トイレに行ったり身体を動かしたりして10分ほど休んだ。そしてまた作業に戻る。身体が限界を迎えたら今度は別の作業部屋に移動してまた作業する。こんなことを夜まで繰り返した。

ダメな状態のときに、何とかパフォーマンスを出すこと。これは、生きる上でとても重要な取り組みであると思っている。

そのためには、気合い、つまり物事に立ち向かおうとする気力が必要となる。気合いは、その物事を成し遂げたいんだという情熱から生まれてくる。

気合いと相補的な関係にあるのが、技術だ。気合いだけあっても、困難には勝てない。勝つためには、勝つための技術が必要となる。

(※そもそも、心身の健康がないと安定した活動ができないので、それは絶対条件です)

今の自分は、やりたいことを成し遂げるんだという情熱を燃やしながら、困難を乗り越えるための技術を発達させていかなければならない。

8/5

今日は体調が大丈夫だった。

夕方まで大学で作業して、それから映画館へ行って、『響け!ユーフォニアム』の最新作を見た。

正直、楽しめないんじゃないかと思っていた。第1期から8年、前作から4年と、とても長い時間が経っていて、自分の考え方も変わっている。自分が『響け!』にハマったのは、キャラクターの人間性に共感する部分があったからで、もうそういうことはできないだろうと思っていた。

だけど、自分の予想は完全に覆って、めちゃくちゃ『響け!』の世界を楽しめてしまった。懐かしいキャラクター達にまた会えてほっこりしつつ、新しいキャラクターに驚かされた。それに何より、キャラクターの描写の緻密さにすっかり感動させられてしまった。

嬉しいね。