2020-08-31

自己-何かっていう二者間だけで物語が完結しちゃえば分かりやすくて楽なんだけど、実際はそうじゃないから色々困ってる。

 

地域とか街の再生のプロジェクトとかそういうものに割と興味があって、進路を選んだんだけど、実際にはなかなか難しい。これは俺が他の学生や教員に劣等感みたいなものを抱いちゃっているのが原因でもあるだけど、俺個人として思い入れのある街のプロジェクトなんかを誰かがやっているのを見ると、奪われたような壊されたような侵略されたような、何とも言えないやるせなさを覚えてしまう。

自己の中に他者の存在を上手く受け入れて、ナイーブすぎる意識を少しずつ溶かしていくという問題が、くだらないながらも俺にとっては重要な命題の一つになっている。