2020-12-08

自分と戦闘することが生きる意味だと思っているのは嘘じゃないし、そこに時間とエネルギーを注ぎ込んでいるけど、一貫性に関してはフニャフニャで、何だかんだで同年代の人たちは社会で役立つ実用的なスキルを学んだりもっと楽しくワイワイやったりしていることを思って、何やってるんだろう俺と妬ましい気持ちを覚えてばかりだ。私小説を読みたくなるのは、これを書いた人も、過去の記憶とか色々なことにがんじがらめにされて異様なことばかり考えているんだな、って思えるのを利用して自分を慰めている側面が大きいのかもしれない。

「一つ嬉しいのは、○○くんは大学をやめずに卒業する意思があるということですね。」この間学科の先生と話していたときに言われて印象的だった言葉。研究活動に熱心な人の中には、今の大学のあり方は就職予備校のようだと批判的に考えている人もいるっぽい。個人的には、社会的な要請とかとは関係なく、もっと個人的な事情で大学を選んで受験したというのが正直なところ。