2021-02-08 頑固さと一途さ

昨晩、寝る前に再放送のアニメを見て、ちょっと泣いてしまった。

今日は、自分の軽薄さについて、頭の片隅でぼんやりと考えていた。思い返せば、14歳くらいのときから、常に何かに依存して生きてきたみたいだ。そして、そのときどきの依存の度合いはとても激しい割に、その対象は常に不変というわけではなくて、数か月や数年といった単位で緩やかに変化してきた、また今も進行形で変化していると思う。

何か一つの大切なものを信じ続けられたらいいのに、と思う。ガムを噛んで捨てるように、依存先をとっかえひっかえするのではなく、もっと一途に、一つのものに向き合い続けるような、そんな姿に憧れる。幸運なことに、そのように自分の大切なものを守り続けることのできる人たちを、大学に入ってから知ることができた。そのひたむきさはとても美しくて、心より尊敬したいと思える。

自分にできそうなことを考えた。何をやっても打ち込み切れない、続かない。よそ見をし、わき道にそれる。自分の行動や選択にいつも違和感があって、何事もしっくり来ず、不完全燃焼。その癖、要領が悪い。でも、このような人間にも、「やめないこと」なら何とかギリギリできそうかも。いつもそれに向き合えなくても、完全に放り出すことだけはしない。放り出してしまっても、もう一度拾い上げる。とにかく、粘り強く。そうやって、繋ぎとめるようにして続けていければ、きっとこの違和感すらも全部が俺なんだっていつか言えるかもしれない。

そう言えば、昔スポーツをやっていた頃つらくなったときにも、いつもこのようなことを思い浮かべて必死で苦しさを耐えていた気がする。これも原点ってやつなのかもしれない。