2021-03-09 あほまぬけ

まぬけだった。輪講の準備をほとんど行っておらず、またそのことについて何の疑問も持っていなかった。まあとりあえず出席できればそれでいいやと思って会議に入室したら、教員と学生の前で調べてきたことを発表する会が始まった。他の人はみんな何か喋ってるけど、自分は何も用意がないため何も発表できない。どうしようもないので、何すればいいか分からずまた体調も終わっていて何も調べてないです……といっそ開き直って述べるしかなかった。本当に残念な人間だなあと思う。今は少しは落ち着いているから冷静に見れるけど、そのときはかなりヤバかった。一昨年の秋や去年の春と全く同じことをやっている自分に気づいて、想像力とかちゃんとした計画を立てる力とか、何かそういうものが決定的に欠如してるのかなあと思うと嗚咽と動悸が止まらなくて、どうしようもない状態になってしまっていた。低レベルな悩みだと自分でも思うけど、それでも本気で苦しくなってしまう。大学入ってからずっとこうなんだけど、ほんとなんでこうなる?

逃げたいけど、逃げたらダメだから、とにかく歯を食いしばってやることにする。周りの学生がみんな敵に見えて仕方ないけど、それにも何とか向き合う。田舎魂、無知魂、無能魂、卑屈魂、孤独魂、怠惰魂、努力魂。軽薄に負けるな。人より出来ないからこそ出来ることを見つけろ。葛藤、矛盾、躊躇いを大事にしとけ。己を信じろ。自分の論理を他人に当てはめるな、安易に他人の気持ちを理解した気になるな(不可能と悟った上で寄り添え)。逃げろ。逃げるな。言い訳するな。行動しろ。負けるな。

通常の演習授業を含めて留年のことなど自分の対応に当たってくれている教員がいて、その人が今回の輪講の担当であるので、「全部放り投げて逃げようかとも思ったんですけど、とりあえずもうちょっと頑張ることにします」というきっと対応に困るであろうメッセージをSlackのDMで送っておいた。半狂乱の文章だけど、何も言わないよりはマシだと信じておく。本当はまともなコミュニケーションによって器用に助けを求められたらいいんだけど、なぜか無茶苦茶なやり方しかできない。

 

前田佳織里さん、かわええ。話すのがすごく上手なんだけど、乱暴さや傲慢さが全くなく、相手のことを思いやって場を盛り上げているように思えて、見ているとなんだか元気が出てくる(切り抜きばっかり見ててすみません)。