2021-07-31 またアキバに行っている話と『スーパースター!!』に期待している話

色々書きたいことはあるが、ここ最近はレポートの執筆に追われていて、そちらでひたすら文字をパチパチと打ち込み続けていたので、ブログの方に手が回らず更新が滞ってしまった。

と言いつつ、ここ数日自分が何を考えていたのか、思い出そうとしてみてもあんまり記憶を呼び起こせない。本当は、意外と何も考えていないのかもしれない。

うーんと唸りながらスマホのアルバムを開いてみると、適当に撮影した写真がちらほらと出てくる。今日撮影したものでは秋葉原の街の写真が出てきた。今日考えていたことであればまだ思い出すことができるので、それをちょっと書いておこう。

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神田明神。いつも通るコース。

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万世橋から覗くアングル。

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UDX2Fのオープンスペース。今までUDXのことあんまり知らなかったけど今日はゆっくり見物できた。

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中央通りのビックカメラ。無機質な壁面の前にガチャガチャが置かれているのはよく考えると結構興味深い。

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ゲーマーズ。4Fを改装中らしい。いつも店舗からはみ出ているゴタゴタとした宣伝物が撤去されていた。あのごちゃつき感が恋しい。

大学で(まともに読みもしない)本を借りてから、歩いて秋葉原へと向かう。時間としては大体20分くらい、距離に換算すると約2km。慣れているとはいえ、もう夏だからか今日は少し汗をかいた。

神田明神を通り過ぎて、アキバへ到着する。例のごとく、特にあてもなく界隈をぶらつく。アキバというところは中々奥深いところで、適当にうろついていると大体いつも何か新鮮な楽しいものを発見することができる。ので、飽きることなく訪れ続けることができる。

色々なものを見つけた中で、特に目立ったのはやはり『ラブライブ!スーパースター!!』とコラボレーションした広告やグッズだった。

 

『スーパースター!!』関連のビジュアルイメージは、ちょっと前から秋葉原の街にあふれ出していた、正直僕はそれを見る度、金の匂いをひしひしと感じて(アキバって元々そういう場所だけど)、あまりいい気持ちになれなかったのだけど、しかしながら、アニメ本編を見ると印象が変わった。

まだ2話までしか放送されていないけど、正直かなりおもしろい。主人公の渋谷かのんちゃんの妙にやさぐれている感じは、これまでのどの「ラブライブ!」作品にもなかったようなキャラクター造形で新鮮だ。主人公の主体性があまりない分は、同級生の唐可可ちゃんがうまくカバーしている。またメンバーが9人から5人と少なくなったことで、一人あたりを描ける時間が増えて、二人の交流もとても濃密に描かれている。そのあたりのバランスもとても良い。

その他、掛け合いのテンポの良さや全体の世界観なども「ラブライブ!」シリーズの伝統を正統に受け継いでいる。そんな中で、ひとつ明確に違っているのは全体の「オシャレさ」だろう。物語の舞台が原宿のあたりの界隈になっていることもあり、作中では都市の豊かな情景が力を入れて描かれている。学校の校庭にある緑の表現なども、明らかにこれまでよりも手が込んでいる。『虹ヶ咲』では、そのあたりの視覚的デザインの部分はあえて捨象していたような印象があったのとは対照的だ。

一方で、『スーパースター!!』においても、物語の根幹には「諦めない気持ち」とか「気合い」とか「やりたいこと」みたいな精神的なコンセプトが据えられている。恥ずかしい話、自分はやっぱりそういう恥ずかしくて照れるようなお話を見るのが好きなので、その点かなり楽しく視聴できるのだ。

五輪の関係で3話の放送が先延ばしにされている状況であるが、日に日に期待が増している。過去作品のシナリオを見れば、渋谷かのんちゃんが今後キツイ挫折を経験するのはもうほとんど明らかで、それを想像すると気が重くならないでもないのだけど、むしろ僕は彼女が頑張って何かを克服するお話を見ることで、気合いとか勇気とかそういうものを分けてもらいたいと思っているのだ。