先週、とてもとても悲しいことがあったんだけど、日々やるべきことが多くておちおち悲しんでいる時間も取れない。前はこうじゃなかった。悲しいことがあったら、しばらくの間は何もせず、ひきこもってさんざん気のすむまで悲しんで、それから日常へ戻っていく。そんな時間はないのだ。こんなこと言えた立場ではないけど、大人になるってこういうことのなのかもね。
今日、帰りの電車の中で中島みゆきのベスト盤を聞いた。「ファイト！」を聞きたかったからだ。音楽を聞いている間だけ、その瞬間はいくらでも悲しみに暮れてもいい時間になる。中島みゆきの音楽の内容も相まって、少しだけ泣けた。
